実は、キャンプデビューは物心付く前 *1 で、
途中休止を挟みつつも、年齢ニアリーイコールでキャンプ歴がある私です。
今年の夏もキャンプ行きたいなーと思いつつ、まだ無計画です。
そんなオタクな私ですが、今話題の映画を見ました。
映画「ゆるキャン△」です
オタクくん、これからみます。
— なっちゃそ #復帰 (@naTeaso) 2022年7月1日
半券という概念がないのがさみしいw pic.twitter.com/AlNU3IQ6Ul
映画の感想とか、そういうのはあまり書かない
というか、得意ではないのでやってこなかったのですが、
この「ゆるキャン△」の映画は、非常に感じるもの、思ったことがあったので、
今回は思いの丈をぶちまけてみようと思います。
注意
この先、ネタバレを多く含みます。
何の情報も得たくないよーという方は、ブラウザバック推奨です。
そうじゃなければ、ゆっくりしていってね
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はじめに:前提知識
今回、映画を見る上で仕入れた情報は下記だけです。
- 上映劇場とスケジュール
- 「キャンプ場を作る!」というストーリーであること
- キャラが成人した設定であること
それ以外の情報は入れず、映画をそのまま鑑賞しました。
この記事では、そんな前提での感想を書いていきます。
補足したほうがいい情報がある場合は、都度情報を仕入れている感じですので、
そのあたりはご了承を。
ちなみに、パンフレットは買っていないので、
仮に「いや、それパンフに書いてあるし」みたいなものがあっても、大目に見てください。
と、まえがきはこれぐらいにして、それでは行きます!
全体感想 : 「刺してくる」
キャラクターの設定年齢 *2 と私の実年齢が近いのか、
すごく 「しれっとグッサリ刺す様なことを言っているな」 というのがあります。
特に中盤あたり、本沢温泉でなでしこが放った一言には、衝撃を受けました。
(セリフを一語一句覚えていないのはごめんなさい・・・)
「でも、この歳でもやれることは、あるよね?」
まるで、社会の荒波に飲まれ、様々なことを言い訳にしている若者たちに対する、
ある種の メッセージ的なもの に感じました。
この他、思い返せば様々なシーンで、同年代の若者たちに対するメッセージを
埋め込まれているような気がしました。
逆を言えば、「まだ諦めるには早い」 という、応援なのか、
はたまたキャンプ場テーマの「**」*3 に引っ掛けてなのか。
想像が膨らみますが、色々と思うところはありました。
気になった部分
メインテーマからは外れますが、色々と気になった点はありました。
それらをいくつかご紹介していきます。
「松竹」での「富士山」リレー
最初から目を話してはいけません。とお伝えします。
この映画の配給は松竹で、松竹といえば「オープニングの富士山」でしょう。
で、ここからの映画本編へのリレーは感動しました。
いきなりのブッコミで、「やりおる」と舌を巻きましたw
なので、この映画は 遅刻厳禁 ですw
花火とペット
映画冒頭、富士山の湖畔(場所はわからず…)で、メンバーが高校時代に夏キャンプをしています。
正直「長袖は来た方がいい」や、「蚊取り線香は常時焚いておけ」等、色々と邪念がありましたが、
その中でも一番強く印象にあったのは、「ちくわ、お前大丈夫か?」 というところです。
本編中でも、花火の音にびっくりしていましたが、あれリアルでやるとどうなんでしょうね…?
軽く調べると、辞めたほうがいい。みたいなのは書いてありました。
【獣医師が解説】犬を花火に連れて行かないで!怖がる原因と対策は? | ワンペディア
実際に真似をするのは辞めたほうが良いかもしれないですね。。。w
アニメシリーズでの聖地、再び
序盤の方で、取材という形で、見覚えのあるキャンプ場がいくつも出てきました。
あれを見たときに 「あ、アニメシリーズの聖地巡礼かな?」 と思ってしまいました。
そして、あの管理人さんとリンちゃんとの会話、すごく憧れます。
私もそういうことが言えるようなキャンプ場、見つけてみたいものですw*4
乗り物へのこだわり?
各自が成人したことにより、車の免許が解禁されていました。
しまりん以外は全員、自分の車を持っていましたが、
各キャラごとに、イメージに近い車種 になっていて、非常に好感が持てました。
車種は記憶が曖昧ですが、覚えている限りではマーチ、ミニ(?)、ハスラー、、だった気がします。
それぞれマッチしていて非常に良かったです。
志摩リンのバイク
乗り物つながりで一つ。志摩リンのバイクはちょっと気になりました。
ストーリー上は「おじいちゃんのお下がり」で、バイク用品店(NAPS)でオイル交換。
と、整備をしていました。(店員がまさかの彩乃…ちょっと驚きましたがw)
車両はおなじみの、TRIUNMPH スラクストン 1200R ですね。*5
そもそも、 オイル交換でちゃんと暖気してくれー とは思ったのですが、
それ以上に、 「じいちゃん、どんな新車買ったんだ?」 と思ってしまいました。
映画終盤、娘(=志摩リンの母親)夫婦とのキャンプ風景では、同じグループ
での風景だったので、もしかしたら年齢を考えて バイクから降りた のかも知れないですね。
とすると、その生き様は尊敬です。
私もあんな感じのおじいちゃんになっていきたい・・・と、そんなことを思いました。
あと、個人的な要望として、せっかくならトリシティーも出してほしかった *6 なぁ。。。とちょっと思いましたw
「嘘やでー」
犬山あおいのお得意芸、「嘘やでー」ですが、今回の映画での使い方は斬新でした。
個人的な感想を言うと、その使い方はしないで欲しかった ですね。。。
この「嘘やでー」は、完全に人を騙すときに使うための、
ある種「ウケ狙い」のセリフだと思っていました。*7
そのセリフを、 「ウケ狙い」に使わない。 と言うのはいかがなものなのか…
と、見ているときは思いました。
ただ、今思えばイヌ子(あおい)も 大人になった ということでしょうか。
その大人なやり取りに、千明もわざと乗った。と捉えると、また一層感動の積み重ねになります。
ただ、それでも持ち芸をその扱いにするのは・・・とは思ってしまいますねw
やっぱり「ゆるキャン」は緩くない!
よく 「ゆるキャンは緩くない!」 と言われがちですが、
今回の映画でも、その一辺は垣間見えました。
まずは前提となる「キャンプ場作り」。最初は手で芝刈りを。なんてやっていましたが、
どう見たって年単位でかかりそうなペースだと思いました。
無論、その後芝刈り機や重機が登場して爆速にはなりましたが、、、w
その他、水道も「水質検査はしたのかー」とか、キャンプ場に許可とか必要ないのかーとか
どうしても細かいところが気になってしまいますね・・・w
改めて調べてみると、特段問題なさそうですね・・・w
ただ、雪山登山や野生動物襲撃(?)などもあったりと、
総じて「やっぱり全然ゆるくない!」と言う感じです。
良識ある大人な皆さんは、真似をしないようにしてくださいね。
最後に:ともかく見てほしい
いきなり「刺してくる」なんて過激なことを言っていますが、
ストーリーの表面だけを楽しめば、普通のゆるキャン△と同じだと思います。
ですので、ともかく純粋に 楽しんで見てほしい というのが私の願いです。
その上で、色々と考えてみるのは面白いと思います!
と、慣れない映画の感想を書いてたら原稿用紙10枚分 *8 になりそうです。
そんなことで今回はここまで。
また何か思ったら、また書こうと思います。
それではまた。